修験の山の霧氷 山上ヶ岳頂上
12月8日、冬型の気圧配置が夕方に弱まりそうなので久々に山上ヶ岳の夕景の写真を撮りに出かけました。
清浄大橋大橋を正午に出て山上ヶ岳に向かいました。洞辻茶屋の下からうっすらと積雪があって、ガスっていて霧氷ができているので写真を撮りながら歩きました。
ヘリが飛ぶのが見えて遭難事故かなと思っていましたが、洞辻茶屋の所で山岳救助隊の方と会いました。遭難事故があったとの事でした。
大峰山寺の下から青空が広がって霧氷がきらめききれいな風景となり、霧の流れる霧氷を見ながら午後3時に大峰山寺に着きました。
この後、裏行場に入って写真を撮ってから頂上で夕刻を迎えました。
霧がはれなかったですが、霧が淡いピンク色に染まって幻想的で美しい光景でした。
結局霧ははれず、暗闇の道を駆け下るように降りて午後6時半に清浄大橋の駐車地に戻りました。西の覗から下の霧氷はすでに色あせていて、束の間のきらめきだったようです。
霧の中の霧氷の変化に富んだ光景がラッセルもなく楽に見る事ができました。
清浄大橋に降りるとお月さんと山上ヶ岳が見えていました。もう2時間早く霧がはれてくれればと思いますが、霧の幻想的な光景も美しくて一期一会の出会いだと思います。幾度とも通い込んだ修験の雰囲気が漂う山上ヶ岳、また訪れたいです。
・ 令和元年12月8日
・ 大峰山系 天川村 清浄大橋~山上ヶ岳
・ 撮影 ニコン D810
・ 単独
(10人程の山岳救助隊の方と会いました。稲村ヶ岳への道で事故があったようです。救助の関係者の皆様の迅速な対応に頭が下がります)
洞辻茶屋から大峰山寺にて
洞辻茶屋の下から霧氷ができていました。霧が出ていたために新鮮できれいな霧氷でした。
大峰山寺の下で青空が広がって霧氷が輝きました。
山上ヶ岳裏行場の樹氷
いつものように裏行場に入りました。
修験の雰囲気が漂い、岩と樹氷の風景は迫力がありました。青空が時折に流れてきて変化に富んだ風景でした。
山上ヶ岳頂上の夕景
霧が流れる中で、ほんのりとピンク色に色づいて幻想的な美しい光景でした。
霧が流れて稲村ヶ岳が見えるのを期待しましたが、結局見えずに暗闇が訪れました。
駆け下りるように清浄大橋に降りました。
最近はここを出発するときは暗闇が多くて、昼の出発の時は明るくて何か不思議な感覚でした。