新緑と駒ヶ岳
朝は晴れていて月も見え、登る予定の山も朝焼けになりました。スキー場の上の林道を歩いて阿弥陀山と鉢山が見える所に出ました。少し登り斜面のゆるくなった所で沢に降りると、寒気が入ったのかガスってきました。急斜面を吉尾平に向け登りましたがガスが濃くなり展望がきかないので、海川渓谷を見に行く事にして下山としました。
沢に降りると二人連れの山スキーの方に会いました。新潟市の方で毎週山に登っておられるとのことで、教えてもらうと山スキーのルートはこの沢をつめていけばいいとのことでした。頸城山群など今の時期は山スキーを楽しめるので羨ましいです。又、来年でもいろんなルートを登りたいと思います。
車に戻り、広い焼山温泉を独り占めにして入ってから、海川渓谷に向かいました。最終集落の辺りはヤナギのさわやかな新緑が見られました。
ここからの道路は1メートル以上の積雪で除雪はしてあるものの、簡単なバリケードがしてあるのでやむなく小一時間程歩きました。渓谷の展望地である海谷三峡パークでは、今年は雪が少ないのか岩壁に落ちる滝は一本だけでした。この沢を登った所にある732高地は5月の連休に何回も通った素晴らしい所です。
降りると、集落の所にご夫婦がおられたので、三峡パークまで車で行けますよと教えました。この方は私と同じ年齢で、谷川岳の写真を撮っておられて、2月号の岳人の特集ページで写真が載ったそうです。見せてもらうと力作揃いで陰影も生かした見応えのあるものでした。
国道に降りて、海の見える道の駅で夕焼けの海を見ながら車の中でビールを飲んでいると、海岸に降りた親子が浜辺で海を眺めていたので写真を撮りました。
・平成26年4月19日
・新潟県 頸城山群 海谷山塊
・撮影 ニコンD600
・単独
スキー場から明け方の阿弥陀山
アケビ平周辺にて
沢を登る二人
小川のふきのとう
海川渓谷周辺にて
海谷三峡パークにて
海川渓谷周辺にて
海辺の親子