新緑の山に咲く桜 瀬戸越~中奥林道
5月8日、川上村の中奥林道からクロタキ谷左岸尾根・明神岳に登って、千石山へ縦走して瀬戸越から下降する周回ルートに出かけました。
午前4時半に中奥林道に車を止めて歩き、林道終点から川を渡り少し上流からクロタキ谷左岸尾根の急斜面を登りました。小岩峰の右手にまわり込んで、いつもの登りやすい所を選んで小岩峰を抜けると、広々としたブナ林が広がって、芽吹き始めた木々が朝の陽光にきらめいていました。
明神平の三ッ塚に出て、千石山まで新緑の色が美しい山々を見ながら縦走路をのんびりと歩きました。稜線の芽吹きはまだでしたが、標高を少し下げるとアケボノツツジが少し開花し始めていました。
千石山から瀬戸越に戻って、アケボノツツジや山桜が咲く新緑の尾根を下降し、午後2時過ぎに中奥林道の駐車地に戻りました。
先日の大峯南部の標高の低い所の芽吹きがまだだったので、アケボノツツジには少し早いかなとあまり期待せずに出かけました。そのために久しぶりに前のカメラを持って行きました。無事に動いてくれて、日中では今のカメラと遜色は感じません。愛用したカメラですが、ただ、ある条件下で画像に無数のゴミが入って写り込むという欠点があります。
芽生え始めた新緑のきらめき、咲き始めたアケボノツツジ、新緑の山に咲く山桜と好天の中でさわやかな風景を楽しめました。
やはり新緑の山を歩くのは楽しいです。
・ 令和元年5月8日
・ 川上村 中奥林道~クロタキ谷左岸尾根~明神岳~千石山~瀬戸越~中奥林道
・ 撮影 ニコン D600 コンデジ
・ 単独
中奥林道~明神岳
最近四季を通じて気に入っているクロタキ谷左岸尾根。
急斜面を登って小岩峰を抜けると、広々とした気持ちのいい尾根になり、芽吹き始めたきれいな新緑が迎えてくれました。
楽しみにしていたツツジはあまり咲いていなくて、シャクナゲの花は今年はきわめて少ないです。
明神岳~千石山
縦走路の稜線の木々は芽生えが始まったばかりでした。
芽生えの色合いを眺めたり、台高や大峯の新緑に覆われたさわやかな色の山々を見ながら歩きました。
瀬戸越近くの尾根を少し降りて展望の開けた所に行くと、アケボノツツジが少しだけ花を開いてくれていました。
千石山のアケボノツツジはまだ蕾でした。この尾根を降りるとアケボノツツジが咲いていますが、降りて登り返す元気はありませんでした。
瀬戸越から中奥林道
尾根は新緑が陽光にきらめいて気持ちのいい下降となりました。
展望のきく所に思いがけず山桜が咲いていました。
ここでのんびりして、踏み跡の消えている急斜面を一気に中奥林道へ下降しました。
この周回コースは、稜線の縦走路を除いて人に会うことはない静かなルートです。
中奥林道の駐車地に戻りました。
林道は落石も少なく、大規模崩落地の前まで車で入れて林道歩きが少なく随分楽でした。